お中元の選び方|お中元どう選ぶのがベスト?
2021.02.28
お中元はいったいどういう意味があるのかご存じでしょうか?お中元は、お世話になった方へ日頃の感謝を伝える、コミュニケーションツールです。お中元を毎年贈っている人も、贈ったことがない人も、改めてお中元の由来や正式なマナー、を学び大切な方への贈り物に活かしてみてください。
−お中元とは?−
お中元のルーツは中国にあると言われています。中国では1月15日、7月15日、10月15日を「三元」として祝う習慣があります。この中で7月15日を「中元」として半年の無事を祝い、祖先の供養をしました。この「中元」が日本に伝わる際に、お盆の時期と重なっていた事もあり少しずつ内容が変化し、現在のような「日々の感謝」を表す習慣になりました。
−お中元は誰に贈る?−

お中元は、「○○さんには絶対に贈らなければならない」というルールはありません。あくまでも感謝の気持ちを表すものですから、お世話になっていると思っている人に贈るようにしましょう。ただし、一度だけ贈って、その後は贈らないというのは失礼です。ビジネス上の付き合いがなくなった会社などは別ですが、個人的に贈る場合は、毎年贈り続けることになるということを理解した上で、贈るかどうかを検討するようにしてください。個人の場合は「親」「上司」「習い事の先生」「恩師」「仲人」などに贈ります。そのほか、日頃からお世話になっている友人・知人に贈っても問題はありません。また、これらの人に必ずお中元を贈らなければならないという決まりはありません。会社の上司や恩師に、お中元やお歳暮を贈るのは当たり前という時代もありましたが、今では一切お中元やお歳暮のやり取りはしないという人も増えています。
−お中元を贈る際に気をつけるべきマナーは?−

・お中元用の「掛け紙(熨斗)」を選ぶ
これからの関係性を良好したいとの願いを込めているので、紅白蝶結びで用意するのが一般的ですが、近年は環境問題などに配慮し「短冊」や「エコ包装」も多く用いられています。
初めて贈る相手には簡易ではなく制裁を整える方が良いでしょう。のしの書き方は
のしの上段に「御中元」「お中元」などと記載し、下段に「自分の氏名」を記載します。
会社で贈る場合は、会社名を入れ、役職や名前を添える場合もあります。
・時期を守る
お中元を贈る時期は地域によって違いがあり、
東日本では7月上旬から7月15日ごろまで
西日本では7月中旬から8月15日ごろまでに贈ることが多い。しかし、近年は関東の時期に全国が合わせる傾向にあります。その為に百貨店やスーパーの受付は6月から始まり、早期割引などが始まります。その他、地域ごとの細かい時期ついては、その土地の人に確かめるなどして、失礼がないようにしましょう。もしも、この時期に間に合わなかった場合は「暑中見舞い」や「残暑見舞い」として贈ります。
・お中元の相場価格
お中元の相場は3,000円~5,000円の品物を贈るのが一般的です。ギフト商品を販売しているブランドもこの相場に合わせた商品展開がほとんどであり、選びやすくなっております。 特にお世話になった直後は高額な贈り物を選ぶ場合もあると思いますが、10,000円程度で留めておくのが良いかと思います。
また、贈る相手との関係性によって目安は変わってきますが、お歳暮を送る場合はお中元とお歳暮で差を出すのは失礼にあたるので気を付けましょう。
相場は大切ですが、忘れてはいけないのは「感謝の気持ちを伝える」ということであり、贈る相手が喜ぶものを選ぶ事を心がけましょう。
夏は暑くムシムシする季節なので、人気はビールやアイスクリーム、ドリンクとなっていますが、老若男女に受け入れていただきやすいスイーツもおすすめです。特に地方の有名スイーツは普段食べることができないので喜んでいただけます。

−お中元をいただいた時のマナーは?−
お中元は本来、お世話になった方に感謝の気持ちを込めて贈るものですので、原則として、贈られる側は、お返しをする必要がありません。
ただし、お中元をいただいたら、なるべく早くお礼状を出しましょう。
内容は季節の挨拶と頂いた品物に対するお礼で問題はありません。
贈った相手は届いたか心配になっている場合もありますので、必ずお礼状は出しましょう。
お礼状さえ送れば、「お返し」は不要です。
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−最後に−

お中元は感謝の気持ちを伝える手段です。
マナーなど守る必要はありますが、まずは相手が喜ぶかを考えて品物選びや送るタイミングを決めましょう。
相手が好きな同じ品物を毎年贈るのも、毎年流行の違う商品を贈るのも相手の事を想って贈れば問題ありません。
相手のライフスタイルや好みの事を考え、品物を選んでいるときは楽しいです。
お中元を機に、相手の事を考える時間を持てる有意義な時間ですね。